VIENNA SYMPHONIC LIBRARYの「VSL Synchron Elite Strings」がリリース。
Synchronシリーズによるチェンバーストリングス音源です。
VSL Synchron Elite Strings
VSL Synchron Elite Strings紹介動画
音源の構成
- 1st ヴァイオリン 6名
- 2nd ヴァイオリン 5名
- ヴィオラ 4名
- チェロ 4名
- コトラバス 3名
同種の音源からは比較的大きな構成で、『SYNCHRON-IZED CHAMBER STRINGS』と比べても低音パートが増強された構成が特徴です。
レガートと同様に、最大1オクターブの音程が記録されましたが、各ターゲットノートは追加の弓ストロークで演奏されました。これらの別々の音符は、単一の音符のデタシェで実行されるパッセージとは異なる非常にリアルなフレーズのために、SynchronPlayerのアルゴリズムによって接続されています。さらに、トレモロ、測定されたトレモロ、トリルは、コヒーレントなノートトランジション用のレガートバリアントも提供します。
実際の演奏からアーティキュレーションをレコーディング
Synchron Strings Proと同様に、チームの主なアプローチは、ミュージシャンにスコアを30分以上再生させ、サンプリングされたアーティキュレーションの一貫したソースとして、すべての音楽性と実際のパフォーマンスの習得をキャプチャしています。これらの本物の演奏から派生した表現のキャプチャされたバリエーションにより、さまざまな音符の始まり、弧、音符のリリースなど、さまざまな演奏テクニックとニュアンスをシームレスに組み合わせて、1つのまとまりのある表現力のある音楽にすることができます。
マイク
Synchron Stageの「StageA」の壮大な雰囲気を捉えるために、ウィーンのエンジニアは、位相を最大限配慮した上で、9つのポジションにマイクを設置。フロント、ミッド、デッカツリー、サラウンドマイクに加えて、各アンサンブルの1番目と2番目の椅子は別々にマイクされ、それぞれ「ソロ1」チャンネルと「ソロ2」チャンネルとなっています。
オーケストラ音源の代表格の1つでもある、天下のVIENNA。新作チェンバーストリングス音源:6-5-4-4-3という構成は、歌もの系から企業CMなど多規模にニーズがあるので、そこを狙ってきたかもしれないですね。このシリーズ最大の武器は、演奏家のテクニックをアーティキュレーションに収録している点でしょうね。見よう見まねのMidi操作では再現不可能な繊細な部分をSynchronプライヤーと共にソフトで再現できるのは本当に素晴らしいと思います。さすがプロに長年愛され続けているVIENNAです。
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